トラリピはレンジ相場に適した自動売買ですが、トラリピをはじめるときに迷うのがどの通貨ペアでトラリピを発注するか?
マネースクエアで取扱のある11個の通貨ペアがある中で、僕は「NZドル/米ドル」を選びました。
理由としては、
- 過去5年間、狭い範囲でのレンジ相場を形成している
- 証拠金が比較的少額である
つまり、収益率の高い資金効率が良い通貨ペアだと考えています。
運用中のトラリピのNZドル/米ドルの設定は下記の通りです。
【トラリピはじめました】
30万円でトラリピはじめました!
設定は下記のような感じです。通貨:NZD/USD
0.1万通貨
買い:0.6〜0.68(35本)
売り:0.68〜0.76 (35本)
資金 :30万円
利確幅:0.0041ドル
トレール有り長期投資でやっていきます!
— しんたま@育児休業中 (@shintamalog) 2018年12月10日
それでは詳しく説明していきます。
関連記事【トラリピのはじめ方】口座開設から入金までをわかりやすく解説【画像付き】
目次
なぜNZドル/米ドルなのか?
- 狭い範囲でのレンジ相場を形成している
- 証拠金が比較的少額である
狭い範囲でのレンジ相場を形成している
トラリピに向いているのがレンジ相場です。
上がり続けるもしくは下がり続けるようなトレンド相場はほったらかしにできないので向いていません。
では、NZD/USDのチャートを見てみましょう。

上記の過去13年のチャートは、上値0.76ドルー下値0.6ドルの典型的なレンジ相場となっています。特に直近の2・3年はピッタリと枠に収まっています。
もちろん一時的に上記レンジから外れている時期がありますが、過去13年でも高値と底値の差は0.38ドルくらいですので他の通貨ペアと比べれば長期間の高低差は狭い通貨ペアです。
これは政策金利が影響していますが、近年はNZと米国の金利差がなくなってきたので、安定したレンジ相場になっているんだと考えられます。

レンジ相場ではなかったり、レンジ幅(高低差)が広くなると、仕掛ける本数が多く、資金効率が悪くなってしまいます。
例えば、ポンド/ドルなどは下降トレンドで、レンジ幅が広くなっています。

トレンドの場合は、トラップを仕掛けずらいのでトラリピに向いていないのと、レンジ幅が大きいと資金効率が悪くなります。
比較すると分かるように、NZドル/米ドルは資金効率を上げてレンジ相場で利益を出せるようなチャートになっています。
これがNZドル/米ドルを選んだ1つ目の理由です。
証拠金が比較的少額である
資金効率を良くするために、運用資金が少なく且つ最大限に利益を上げたいですよね。
通貨ペアの価格が低ければそれだけ必要な証拠金も少なくて済みます。
下記が証拠金の比較です。
※横にスクロースできます
通貨ペア | 通貨数 | 証拠金(※1ドル110円計算) |
EUR/USD(レート:1.13ドル) | 1,000通貨 | 約5,000円 |
NZD/USD(レート:0.69ドル) | 1,000通貨 | 約3,000円 |
同じ1,000通貨あたり必要な証拠金はこれだけ違います。
30万円で多くポジションを持てるのは証拠金が少ない方となりますので、NZドル/米ドルとしました。
トラリピの設定は?
それでは本題ですが、実際に運用しているトラリピの設定は下記の通りです。


レンジ幅に関しては、0.68ドルを中心にしたハーフ&ハーフです。
図にすると下記の通りです。

ロスカット値が、ドル0.60未満と0.76を超える値になるように、トラップ本数を決定しました。
1回のリピートで狙う利益は、鈴さん(@semiritaia_suzu)のバックテストを元に決めています。
決済トレールありでの運用のため、0.0041ドル(1000通貨=4.1ドルの利益)となります。
【お知らせ】
以前から質問が多かったトラリピの利益幅について、決済トレールを利用した場合は、やはりATRの値からトリガー価格分の0.2円狭くした方が期待できる利益が大きくなるそうです(^_^;)土日に設定変更するので、変更したらまた報告します!!
詳細⇒https://t.co/v44xK5jw6S pic.twitter.com/IxAdmAQi3L
— 鈴@2018年9月セミリタイア突入 (@semiritaia_suzu) 2018年10月5日
トラリピ運用試算表はとても便利で、通貨ペアやトラップ本数、ロスカット値を確認することができます。
マネースクエアで口座開設すると利用できるので、無料口座開設しておきましょう😄
レンジから抜けたらどうするの?
レンジ相場ではありますが、未来は誰も予測できません。レンジから外れてしまうこともありますので、そのときを想定し、対策が必要です。
対策は2つあります。
- 今までの利益でカバーする
- 余裕資金を投入する
1.今までの利益でカバーする
エントリーしたタイミングによりますが、レンジ幅の中心付近(0.68ドル付近)からレンジを外れるまでには時間がかかります。それまでに、価格は上下を繰り返して利益が上乗せさせられているはずです。その利益カバーできるのであれば特に何もすることはありません。
念の為、トラリピ運用表でロスカット値を確認しておけば安心です。
余裕資金を投入する
レンジ外になってしまったときのために、余裕資金を残しておくのは絶対です。FXに有り金を全部突っ込むようなことはしないように(゚д゚)!
ロスカットになってしまうとトラリピの意味がありませんので、ロスカットされないような資金管理が大事になってきます。
レンジを外れる可能性はゼロじゃないので余裕資金を貯めておく、もしくは、毎月トラリピの口座に積み立てておくのも良いでしょう。僕は毎月2万円を積み立てていきます。
レンジを抜けたときがすごく大事ですので、どちらかの方法で対策しておきましょう。
まとめ:30万円ではじめるならNZドル/米ドルペアがおすすめ!
以上より、トラリピを30万円から始めるのであればNZドル/米ドルがおすすめです。
為替はレンジ相場を形成しやすいのは間違いないですが、どの通貨ペアが効率よく稼げるかは難しいところです。そんな中、見つけたのが、レンジ相場✕必要証拠金を抑える通貨ペアがNZドル/米ドルでした。
NZドル/米ドルの設定は、ロスカット値が0.589ドルとギリギリで、レバレッジ17.25倍ですので、毎月資金を追加したりしてレバレッジは極力さげていきます。できれば3倍くらいまでに持っていきたいです。
トラリピは長期投資のFXです。時間が味方になるので、早い時期にはじめたほうが利益も出しやすくなりますので、迷っているなら口座開設だけでもしておくと良いでしょう。
口座開設は、下記のマネースクエアの公式サイトからお申込みください!一緒にトラリピでコツコツ稼ぎましょう(^o^)
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